関西自然に親しむ風景100選 59番
「自然と歴史にふれる郷」
 竜王山と見山の郷 (りゅうおうざんとみやまのさと)
 主な見どころ 自然景観 歴史遺産 伝統文化 暮らしの風景 環境保全
所在地 大阪府茨木市下音羽・忍頂寺
問合せ 茨木市産業環境部農林課(TEL 072-620-1622)
  URL: http://www.city.ibaraki.osaka.jp/kikou/sangyo/nourin/index.html
農事組合法人 見山の郷交流施設組合(TEL 072-649-3328)
茨木市観光協会(TEL 072-645-2020)
  URL:http://www.ibaraki-kankou.or.jp/index.html    
交通 見山の郷
【公共交通機関利用】
  阪急電鉄茨木市駅から阪急バス 忍頂寺行き 忍頂寺にて阪急バス余野行きに乗換え
  長谷口(ながたにぐち)下車すぐ
【車利用】
  名神高速道 茨木ICから北へ約10km

見山は、竜王山を始めとする『見山十景』や隠れキリシタン遺跡・深山水路などの
『史跡十選』がある、見所が多く昔ながらの田園風景が残る地区です。
 また、交流施設「見山の郷」では、朝採り新鮮野菜やお米、花類、農林産物加工品などを
販売しています。

竜王山全景
竜王山全景
見山の郷
見山の郷

【竜王山】
 茨木市の最高峰で緑豊かな半円形の美しい山です。春には桜・ツツジ、夏は植物・昆虫・野鳥観察・キャンプ、秋は萩・ススキ・紅葉を訪ねるハイカーが後を絶ちません。特に山頂近くからの眺望はすばらしく、大阪平野・生駒連山・丹波高原が一望できます。また、山頂近くには八大竜王を祀る社や宝池寺があり、中腹にかけて七坂七不思議(七行場)が点在し、山麓には忍頂寺があり、1200年の歴史を秘めた霊山です。
【見山の郷】
 都市と農村の交流施設で平成14年10月にオープンしました。地元の食材にこだわった食事のできる茶店、地元でとれる新鮮な野菜、米、花などの農産物の販売、味噌や豆腐などの加工作業の見学や販売などを行っています。施設内には、川を利用した水車のある広場があり、子ども連れにも楽しめるスペースとなっています。

自然景観  見山地区の代表的な風景である『見山十景』があります。(竜王山全景、竜王山頂、車作の集落、竜仙の滝、竜仙峡、音羽川渓谷、岩屋、銭原の棚田、多留見峠、桜の苑)
歴史遺産  キリシタン遺物史料館には“隠れキリシタンの里”として知られる千提寺・下音羽地区で受け継がれてきたキリシタン遺物が展示されています。「聖フランシスコ・ザビエル画像(複製)」をはじめ、「マリア十五玄義図」、「あけずの櫃」などを展示されています。
伝統文化  上音羽の磨崖仏は、幅6メートルの自然石に、約30体20センチ大の地蔵菩薩像が彫られ、その中央上段部には放線光背の2体の阿弥陀如来像が彫られています。
暮らしの風景  銭原の棚田は、急な斜面を一鍬一鍬耕して、野づら石を積み重ね水を引く、先人の血と汗で作りあげられた日本の農耕文化そのものといえる美しい棚田が残されています。
環境保全  銭原地区では棚田保全グループを募り、遊休化した棚田の農地への復元や保全、その利用などに取り組んでいます。
 また、車作地区などでは、ボランティアによる森林保全活動や伐採木を活用した炭焼なども行われています。

 近くの見どころ   名産 
【竜仙峡】
 深い山の緑に加えて奇岩奇石が散在し、その合間をぬって清らかな水が流れる風光明媚なところです。夏には水遊び・鮎つり・キャンプが楽しめ、秋には紅葉が美しく、都会の喧騒からはなれた静けさのなかで、心の安らぎを与えてくれるところです。
【桜の苑】
 上音羽にある「桜の苑」には、ソメイヨシノを中心に、約3,000本の桜が植えられ、市民の憩いの場として親しまれています。
 山桜や山ツツジも点在し、春のすばらしさは格別です。
【見山の赤シソ】
 見山の赤シソは、この地域の気候風土に合い、葉の色が非常に濃い上にチヂミであるため、梅などを漬けたときの発色がとてもよく、「他産地のシソを2倍使っても、見山のシソにはかなわない」という声が聞かれるほど好評を得ています。
【見山大甘青とう】
 近年、地域の栽培農家も高齢化しており、出荷の負担が少ない軽量野菜で、「赤シソ」に続く特産品として栽培が始まりました。形は青とうがらしとピーマンを掛け合わせたようで、肉厚で辛みもなくこの名前になりました。
【青少年野外活動センター】
 茨木市の最北端、標高500メートルの高原にあり、豊かな自然に恵まれた38万平方メートルのセンターには、本館と4箇所のキャンプ場があり、専門スタッフが指導します。

● エコおじさんのひとくちコメント ●
見山地区は、茨木市北部近隣7地域からなり、銭原の棚田など昔ながらの田園風景が残る里山です。地元では、都市住民と交流を図るため交流施設「見山の郷」を開設し地元製品を販売しています。注目されるのが、安全な野菜を提供しようと平成13年(2001)発足した「大阪エコ農産物認証制度」認証農産物の生産に取り組んでいることです。「エコ農産物マーク」商品が増えることを期待します。
エコおじさん

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