関西自然に親しむ風景100選 64番
「古代をしのべる」
 仁徳陵古墳と大仙公園 (にんとくりょうこふんとだいせんこうえん)
 主な見どころ 自然景観 歴史遺産 伝統文化 暮らしの風景 環境保全
所在地 大阪府堺市大仙町・百舌鳥夕雲町2丁
問合せ 堺市建設局公園緑地部大仙公園事務所(TEL 072-241-0291)
 URL: http://www.city.sakai.osaka.jp/
堺観光コンベンション協会(TEL 072−233−5258)
 URL: http://www.sakai-tcb.or.jp/
堺市博物館(TEL 072-245-6201)
交通 【公共交通機関利用】
JR阪和線 百舌鳥(もず)駅から西へ徒歩5分、または南海電鉄高野線堺東駅から南海バス、大仙公園の日本庭園へは大仙町下車、仁徳陵および大仙公園へは堺市博物館前またはもず駅前下車

日本最大の仁徳陵古墳とその南側に広がる大仙公園は
古代ロマンと豊かな緑に触れることが出来るスポットです。
仁徳陵古墳
仁徳陵古墳
大仙公園(平和塔)
大仙公園(平和塔)

【仁徳陵古墳】
 5世紀に築造され、日本最大の前方後円墳として広く知られています。北側の田出井山古墳(反正天皇陵)、南側のミサンザイ古墳(履中天皇陵)とともに「百舌鳥耳原三陵」(もずみのはらさんりょう)と呼ばれています。
【大仙公園】
 昭和22年(1947)、この公園は戦災復興都市計画として位置付けられました。当時は郊外だったこの地も今ではすっかり市街化され、仁徳・履中陵の緑に挟まれた都市計画公園として大きな変貌を遂げています。堺市の緑化推進の核となる都市緑化植物園や都市緑化センターを始め、中央図書館・博物館・日本庭園・ふるさとの森・大芝生広場など、既に市民の身近な触れ合いの場となっています。

自然景観  大仙公園には、7.0haの“大芝生広場”が広がり、その周辺にはいろいろな木々が生い茂っています。また、春には、“桜の園(4.0ha)”で約30種1,000本以上の桜が楽しめます。
歴史遺産  仁徳陵古墳のほか、50近い古墳から成る百舌鳥古墳群のうちの幾つかが大仙公園の中にあります。
伝統文化  中世の頃、海外交易により上陸した大陸文化にもとづく建築物や築山・池泉・流水などが“日本庭園”に表現されています。堺の歴史文化が一見できる堺市博物館(有料200円)、堺ゆかりの茶室もあります。そのうち、伸庵(しんあん)では気軽に呈茶が楽しめます(有料:300円)。
環境保全  大仙公園内にある“ふるさとの森”は、緑化のシンボルとして、市民の協力により完成しました。また、公園内の古墳は、堀で囲まれ立ち入ることが制限されているため、自然のままの植物変遷が見られ、看板の解説によりそれらを学ぶことが出来ます。

 自然体験施設   近くの見どころ   名産 
【都市緑化センター】
 人と緑のあやなしてきた歴史や文化を、子供からお年寄りまでが楽しく学べるように整備されたセンターです。専門家が花と緑に関する質問に答えてくれる緑の相談コーナーや実習温室、庭園見本園、花と水の広場など楽しいスペースがたくさんあります。
【高林家住宅】
 室町時代よりこの地域の有力者で、代々庄屋を務めた豪農の屋敷。建物は江戸時代の中頃に建てられた大和棟の豪荘な造りで、国の重要文化財に指定されています。(内部非公開)
【百舌鳥八幡宮】
 欽明天皇(532-571)の頃に建てられたものと伝えられています。境内には、樹齢800年の大楠(大阪府指定天然記念物)があります。また、中秋の名月の頃には、大小17基のふとん太鼓が繰り出す勇壮な月見祭りが行われます。
【堺打刃物】
 堺打刃物は、伝統的な火造り、刀付け、研ぎの工程が完全な分業によって作られており、その素晴らしい切れ味から多くのプロの料理人の間で絶大な信頼と支持を得ています。
【自転車】
 鉄砲の製造技術が生み出した堺の自転車産業。堺市では、全国で生産される自転車の4割を生産しており、多様なニーズに合わせた、魅力あふれる新しい自転車が次々と生み出されています。

● エコおじさんのひとくちコメント ●
仁徳陵古墳の南に広がる広大な大仙公園の中に本格的な築山林泉廻遊式の日本庭園があります。この日本庭園は、昭和の小堀遠州と言われた中根金作(1917−1995)の作庭です。中根は、京都の城南宮樂水苑、島根の足立美術館庭園、ボストン美術館日本庭園“天心園”などの作品や金閣寺庭園、銀閣寺庭園などの根本修理など文化財保護に業績を残しています。見応えのある日本庭園です。
エコおじさん

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